私たちは自分の記憶情報にないものは理解できない

こんにちは。 

 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の
清水です。
 
前回のブログで
 
私たちは自分の持つ情報以外を認知できない
と書かせていただきました。
 
今回は続きです。
 
 
 
みなさんは
「ながらみ」
と聞くと何を想像するでしょうか?
 
 
 
「食事をしながらテレビを見る」や
「何かをしながら何かを見る」と答える人が多いのですが、
 
「聞き流すというのと同じ感じで、見流すこと」
 
「色々なことを同時ににしながら、真剣ではない見方をすること」
 
など色々な答えが出てくると思います。
 
 
今、目の前に起こっていること、あるいは聞いたことについて
私たちは自分の過去の記憶情報で補いながら理解しようとするのです。
 
 
寿司を食べようと回転寿司のお店に入り、
美味しく寿司を食べて、満足出来るというのは、
あなたが回転寿司の店でどのように行動すればいいのかを知っているからです。
 
 
 
それはあなたの記憶情報の中にその行動の仕方が記憶されているからです。
 
 
また海外旅行に行こうとした時に、
何を準備し、どうすればいいかは
旅行会社で教えてもらったり、
何かで調べたり、海外旅行に行ったことのある友人の話を思い出しながら、
すなわちあなたの記憶情報を使って、
あるいは記憶情報にないものは聞いたり、調べたりしながら
新たに記憶情報を増やして、それらを活用して考え行動をしているはずです。
 
 
 
「私たちは自分の記憶情報にないものは理解できない」
と言うことを皆さんおわかりいただきましたか?