あなたの常識は私のびっくり

こんにちは。 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の
清水です。
 
 
 
私たちは自分の記憶情報にないものは理解できないと言うことが、
人間関係においても様々な勘違いや行き違いをもたらします。
 
 
 
自分はこれまでの環境や体験による記憶情報をもとに、
様々なものや目の前に起こっている出来事を理解するわけです。
 
さらには、その様々なものや目の前に起こっている出来事を
どのように考え、感じるかというのもそれぞれの記憶情報に左右されるのです。
 
ですから、
味の好みや異性の好みなどの自分の好き嫌いや、
望ましい望ましくない、
正しい正しくないといった信念なども、
その人がどのような記憶情報を活用しているかによって、
だいぶ異なります。
 
すなわち、自分と異なる性格を持つ人の態度や考え方、
感じ方を理解することは非常に難しいと言うことです。
 
 
 
 
あなたは悩みを抱えた時に
周りがどのように関わってくれることを望みますか?
 
 
悩みを抱えた時に
一人になりたい人と、
 
悩みを抱えた時こそ、
誰かに一緒にいてもらいたい人
 
がいることでしょう。
 
 
このような二人は、悩みを抱えた時に、
相手からどのように接してもらいたいと考えるかが
正反対であるということになります。
 
そのため、ひとりぼっちの人に
あなたは親切に声をかけたつもりが、
相手にとってはありがた迷惑になってしまうことが起こるのです。
 
 
 
 
私たちの本当の敵は、その人たち自身の考え方と感じ方にありそうです。
 
 
 
自分自身の考え方や感じ方をポジティブにすることが
人間関係改善の一番の近道かもしれません。

私たちは自分の記憶情報にないものは理解できない

こんにちは。 

 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の
清水です。
 
前回のブログで
 
私たちは自分の持つ情報以外を認知できない
と書かせていただきました。
 
今回は続きです。
 
 
 
みなさんは
「ながらみ」
と聞くと何を想像するでしょうか?
 
 
 
「食事をしながらテレビを見る」や
「何かをしながら何かを見る」と答える人が多いのですが、
 
「聞き流すというのと同じ感じで、見流すこと」
 
「色々なことを同時ににしながら、真剣ではない見方をすること」
 
など色々な答えが出てくると思います。
 
 
今、目の前に起こっていること、あるいは聞いたことについて
私たちは自分の過去の記憶情報で補いながら理解しようとするのです。
 
 
寿司を食べようと回転寿司のお店に入り、
美味しく寿司を食べて、満足出来るというのは、
あなたが回転寿司の店でどのように行動すればいいのかを知っているからです。
 
 
 
それはあなたの記憶情報の中にその行動の仕方が記憶されているからです。
 
 
また海外旅行に行こうとした時に、
何を準備し、どうすればいいかは
旅行会社で教えてもらったり、
何かで調べたり、海外旅行に行ったことのある友人の話を思い出しながら、
すなわちあなたの記憶情報を使って、
あるいは記憶情報にないものは聞いたり、調べたりしながら
新たに記憶情報を増やして、それらを活用して考え行動をしているはずです。
 
 
 
「私たちは自分の記憶情報にないものは理解できない」
と言うことを皆さんおわかりいただきましたか?
 

本当の敵は自分の中にいる

こんにちは。

 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の

清水です。

 

以前、相手を変えるのではなく、

自分を変える事が良い方向に進む

一番の近道ですと書かせて頂きました。

 

例えば、上司から資料作成の依頼がありました。

 

あなたが完成した書類を上司に提出すると、

上司から「これじゃ困るな」と言われたとします。

 

このような場面で、あなたはどのように感じますか?

 

①上司から責められた

 

②「言われた通りに作成したのに」と不満に感じる

 

③修正箇所を教えてもらい、「すぐ直そう」と感じる

 

相手の言動をどのように感じるかは

人によって異なります。

 

目の前に起こっている出来事や現実を

どう捉えるかという事も人によって異なります。

 

実は私たちは

自分の持つ情報以外を認知できないのです。

 

どういう事かは次回書かせて頂きます。

 

否定的な人への接し方

こんにちは。

 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の

清水です。

 

前回の肯定的意図のお話しの続きです。

 

コミュニケーションに置いて、

相手の接し方が否定的な時は、

相手の肯定的意図に

寄り添う事が大切です。

 

いつも批判的な人に

意見を求めても、

否定的な要素ばかりが上がってきます。

 

そういった方に反論をしても、

よい結果は望めません。

 

批判にも肯定的意図があります。

例えば、批判する事で自分が優れていると

思われ、承認を得たいという事がよくあります。

 

だからその方に反論しても、

相手はさらに批判してきます。

 

コミュニケーションの意図は

受け取る反応にあります。

 

相手が望んでいる反応ではない場合は

自分がコミュニケーションのやり方を

変える必要があります。

 

例えば、

「なるほど。そういう見方もありますね。

ではどうしたらいいか、改善策はありませんか?」

というように相手を承認する言い方に変えてみたら

どうでしょうか?

 

否定的な人が欲しい意図は

「承認」です。

 

承認が得られれば、批判する必要はありませんし、

改善案を出す事で自分が承認されるなら、

積極的に考えてくれるかもしれません。

 

相手の肯定的意図を尊重する事で、

豊かなコミュニケーションを取れるようになります。

嫌いな自分にはわけがある

こんにちは。

 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の

清水です。

 

プロフィール紹介で幼少期、

弟がスポーツ万能で

親の期待に応えている姿を見て、

劣等感を抱いていたと書いたんのですが、

その頃の私は自分の事が大嫌いでした。

 

自分を変えたいと思ってはいましたが、

どのように行動していいか、わかりませんでした。

 

人の行動には

やりたいと思ってやる行動と

やりたくないのにやってしまう行動が

あります。

 

例えば、スポーツは

やりたいと思ってやる

行動です。

 

 

行動には意図があります。

スポーツをする意図は、

健康を維持する事や

達成感・充実感だったりします。

 

やりたいと思って行動をする時の

意図はたいてい自分でもわかっています。

 

一方で

本当は早く寝たいのに

ついSNSを見てしまい、

寝るのが遅くなってしまう

といった行動もあります。

 

やりたくないのにやってしまうような行動です。

 

自分では気づいてない事も多いのですが、

こうした行動にも意図があります。

 

本当は早く寝たいのに

ついSNSを見てしまい、

寝るのが遅くなってしまう

という行動の意図は

豆知識を増やしたいという事

かもしれませんし、

自由を感じてのんびりしたいという事

かもしれません。

 

実際の行動は否定的ですが、

自由を感じたいと言う意図は

肯定的で望ましい物です。

 

このように

どんな行動にもそれを通して得られる

望ましい意図があります。

 

これを「肯定的意図」と言います。

 

例えば

自分の意見を言わないと言う意図は

自分の意見を相手に押し付けないや

相手からも嫌われずに済みます。

それによって、

みんなと良好な関係を

築ける事が出来る

といった事かもしれません。

 

どんなに嫌な行動であっても、

それには意図があります。

 

その事に気づく事が、

自分の行動を変える第一歩です。

人には利き感覚がある

こんにちは。

 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の

清水です。

 

今日は心理テスト的なブログを書きたいと思います。

 

皆さん

今、海辺にいる所を想像してみてください。

 

①青い海が見えて、景色が最高

 

②波の音が聞こえる

 

③風が頬に当たり、一面の海を見て解放感が広がる

 

ざっと例を挙げてみました。

 

人は

視覚、聴覚・触覚・嗅覚・味覚

と言った五感を使いますが、

人によって使い方は違います。

 

手に利き手があるように

感覚にも利き感覚があるんです。

 

①は視覚優位

 

②は聴覚優位

 

③は体感覚優位

 

と言われています。

 

①の人の特徴は

視線が上を向く事が多く、身振り手振りが多い

 

②は理論立てて話す事が多く、

耳やあごに手を当てる事が多い

 

③は感情豊かでゆっくり話す

「感じる」といった表現をよく使います。

 

人とお話しする時に相手が

どのタイプなのかなと

観察し、そのタイプに合わせてお話しすると

コミュニケーション取りやすくなります。

 

ぜひ参考にしてみてください。

他人の立場で考える

こんにちは。

 

『人間関係のしがらみを改善する専門家』の

清水です。

 

今日は職場の人間関係に

僕自身も悩んだ事があるんですが

その時になるほどと

思った事を書きたいと思います。

 

僕自身もこう思っていたんですが、

人間関係でトラブルが起きると

「自分は正しい。相手が悪いんだ」と

思っていました。

そして「相手が変わるべきだ」

と考えていました。

 

ところが相手は簡単には変わりません。

 

それはなぜか?

 

相手も「自分は正しい。相手が悪いんだ」

 

と感じているからです。

 

「じゃあどうしたいいの?」

と皆さん感じたと思います。

 

どちらが正しいかは

視点の違いです。

 

どんな人ともうまくコミュニケーションを

取れる人は自分の視点だけではなく、

自分以外の視点も持つ事が出来ていると

僕は思います。

 

僕が勉強したカウンセリングでは

3つの視点を持ちましょうと

教えて頂きました。

 

①自分自身の視点

 

②相手の視点

 

③自分でも相手でもない第3者の視点

 

です。

 

どの視点が正しいわけではないですが、

人間関係でトラブルが発生した時、

一度②・③の視点で考えてみましょう。

 

3つの視点を柔軟に使いこなせると、

よりよい人間関係を築きやすくなります。